第1回計算イオニクス研究会(第78回固体イオニクス研究会)

〜計算機シュミレーションによる固体イオニクスへのアプローチ〜

開催概要

日本固体イオニクス学会では,このたび新しく「計算イオニクス研究会」を立ち上げ,第1回の講演会を開催します。
コンピューターの性能の飛躍的な向上と解析プログラムの進歩により、計算機シミュレーションは材料科学における重要な解析手法としての地位を確立したと言えます。
量子力学の理論に基づいて材料の持つ物性情報を得る第一原理計算に加えて、最近では機械学習や人工知能(AI)を積極的に活用するマテリアルズ・インフォマティクスへの期待が高まりつつあります。
第1回計算イオニクス研究会では、計算機シミュレーションを用いて固体イオニクスにアプローチする最先端の研究成果を5名の先生にご講演を頂きます。

開催日時・場所

主 催:日本固体イオニクス学会
協 賛:日本化学会,電気化学会,日本セラミックス協会
日 時:2021年7月28日(水) 13:00 - 18:00
会 場:オンライン開催 (Webexを用いて行います)

講演プログラム(敬称略)

13:00 - 13:05 開会挨拶 日本固体イオニクス学会・会長 石原 達己
13:05 - 13:10 計算イオニクス研究会について 世話人・桑原 彰秀
13:10 - 14:00 渡邉 聡(東京大学)
       機械学習ポテンシャルによる固体電解質および固体電解質-電極界面でのイオン挙動の解析
14:00 - 14:10 休憩
14:10 - 15:00 中山 将伸(名古屋工業大学)
       Liイオン導電性 NASICON型材料の固固界面構造と材料計算
15:00 - 15:10 休憩
15:10 - 16:00 熊谷 悠(東京工業大学)
       非金属物質中の点欠陥を対象とした系統的第一原理計算
16:00 - 16:10 休憩
16:10 - 17:00 大谷 実(筑波大学)
       第一原理計算と溶液理論の融合による電気化学反応シミュレーション:電池材料や腐食への応用
17:00 - 17:10 休憩
17:10 - 18:00 藤井 進(大阪大学)
       ソフトなアニオンを有する新規逆ペロブスカイト化合物の結晶構造とアルカリイオン伝導
18:00 - 18:05 閉会挨拶

参加費

本会会員(個人会員 ¥1,500,法人会員 5名まで無料 6名から個人会員と同じ),協賛学会会員 ¥2,000,一般 ¥3,000,学生 ¥500

参加申込および参加費振込締切

2021年7月17日(土)

申込方法

2021年7月17日(土)までに,下記ボタンからお申込の上,参加費をお振込みください。
振込先: 【みずほ銀行】 本郷支店 普通2908222
一般社団法人 日本固体イオニクス学会 フリガナ:「シャ)ニホンコタイイオニクスガッカイ」

問合せ先

世話人:ファインセラミックスセンター 桑原 彰秀
E-mail:kuwabara@jfcc.or.jp, TEL:052-889-1666 内線(422)